夜は結構深い。

「何に目覚めてんだよ、てめぇ!!?」

なのにも関らず、真っ赤になって怒鳴る声。



「赤也っ!!煩い!!!」

姉に怒られた。





03...覚醒





「てめぇの所為で姉貴に怒鳴られたじゃねぇか」

『そんなの知らないよ。で、答えは?』



電話の相手は、不覚にも彼氏。

ちなみに電話の此方側も男。



「・・・//。阿呆、何答えりゃ良いんだよ・・・」

『だから、さっきの返事』

「ばっ・・・、んなことわかってるって!」

かぁ、と顔を赤くさせて顔を抑えた。

「・・・それより、いつだったっけな、お前と・・・」

『付き合い始めたの?』

「・・・・・・・・・・・。何でそうはっきり言うんだよ・・・」

『ソッチこそはっきりしたら良いじゃん。あ、赤也は不器用だっけ?』

くすくす、と笑い声がする。

切原は何も言えず、黙ってしまった。

『・・・この前、アンタが俺の家に来た時』

「あ?」

だから、付き合い始めたトキ、と返された。

「・・・・・・・あ、ああ。」

『それが如何したのさ?』

「・・・別に、何でもねぇよ。其れより、俺で良いのかよ」

『アンタだから良いの。』

相も変わらず恥かしい事をさらりと口にする。

「・・・ったく、お前って奴は・・・」

顔を赤くし、苦笑する。



『で、俺への答えは?』

(・・・・・・まだ覚えていやがった。

いや、確かについさっきしてた話だし、当り前か。)



流石に其処まで物覚えは悪くない。

寧ろ、こう言うことに関しては良い方なのではなかろうか。

「まだ言ってんのか・・・」

『当り前じゃん。そのために俺、電話したんだし。』

「・・・ばーか。そういうことは次逢った時に言えよ」

何時になるかわかんないじゃん、と答えられた。

「・・・まぁ、それもそうだけどよ。今言ったってどうせ何時逢うかわかんねぇだろ、馬鹿」

『・・・・・・あ、』

今更思ったらしい。

切原自身も、たった今考えたことなのだか。

『あ、でも俺がそっちに会いに行けば済むことでしょ?』

「・・・・・・・・来るな。」

『は?!それじゃ、何時まで経っても逢えないしヤれないじゃん!!』

「てめっ、電話越しにんなでけぇ声出すな!」

耳がキーンとする。

が、其れはきっと越前も一緒だろう。

『そっちこそ、声でかすぎ』

「悪かったな」

何故か素直に謝った。

いや、素直と言うよりはノリと言うかなんと言うか。

「兎に角、そんな事だったら来るんじゃねぇ。迷惑だ、家が」

『じゃあ、俺んちに来てよ。覚えてるっしょ?』

「何でそうなる」

理由は判るが、何故か聞いてしまう。

『判ってるくせに〜』

とまあ、こんな感じで返される。

『あっ、カルピン!何やってんだよ?』

少し声が遠くなり、特徴のある狸のようなあの猫の鳴き声。

「・・・・・・・・・」

無性に、つまらなくなった。

「切るぜ」

『え?あ、ちょ・・・・まっ、・・・あっ、カルピ・・・ブツ。』

何か続くような言葉の後、いきなり切れた。

「・・・・・・・・何だ、あいつ」

バタン、と力を無くしたように、ベッドに倒れこんだ。

「あいつから切りやがって・・・・・・」

あいつに直接会って、文句の一つでも言ってやろうか。

「・・・・・!何考えてんだ、俺は・・・」

慌てて、首を振る。

シーツが不規則に皺を作る。

恐らくは、アイツに切られたのだろう。

あの、狸のような猫。

それは良いとして。

「・・・誰だよ、あいつにアンナコト吹き込んだのは・・・」

そう言いつつ、携帯の電源を切った。

「・・・あいつ、結構しつこそうだしなぁ・・・」

瞼が、重さに耐えられず降りてきた。


そしてそのまま、眠りへと降りていった。





「・・・カルピンの馬鹿。」

ただじゃれていただけとは言え、切られてしまった。

当の本人は、しらんぷりをして寝ている。

「・・・・電源切られたし」

折角"楽しいコト"を教えてもらったというのに。

まぁ、それは次の機会にでもするか。

そう思い、カルピンと共にベッドに入り、寝入った。




End.




+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
終らせてしまえ。
正直言うと、これ書くのに何ヶ月掛かったんでしょう。
文章構成がまとまっていません。
いや、元々文章力なんてさほど持ち合わせていないので・・・。

言い訳は其処までとして。

久々なリョ赤です。
久々にテニスです。
オフでも活動しようかなどと考えてます。
もし興味がおありの方がいましたら、
メールでも送りつけてやってください。(適当だな、オィ


ちなみに、王子が何に目覚めたかと言いますと、
アレです、アレ。
え〇ちです。(隠すな
あははははは(乾笑






プラウザバック推進。