心の底から本当に
貴方に会えて良かったよ、と
俺は本当にそう想います。
貴方に会わせてくれた方々。
貴方に会わせてくれた神様。
本当に、本当にありがとうございます。
[Thank you for you.]
「ねえ、伊武クン?」
声を掛けてきたのはオレンジ頭のヒト。
声を掛けられたのはさらさら髪で外見は女の子っぽい。
「俺のこと、好き?」
にっこり笑って問い掛けてくる。
それは何となく、可愛く思えた。
「・・・・・・別に・・・」
「えー、『別に』じゃないでしょ?好きか嫌いか聞いてるのにー。」
「・・・・・・・・・・」
ぷくーと頬を膨らませていう。
子供っぽさが伺えるが、オレンジ色の彼はこれでも中3。
もう一人は1歳年下。
で、恋人。
でも未だに『好き』と言われた事は無い。
自分から勝手に言っているだけ。
何時か言ってくれるのではないかと思い。
勝手に一人で言っているだけ。
が、そろそろ抑えが効かなくなりそうだ。
「伊武クン、ゴメン。」
「は?って・・・ぅわっ!」
あっという間に座っている伊武をお姫様抱っこ。
そしてベッドに投げ捨て・・・いや、降ろす。
さらにその上に、乗っかる。
「もー我慢できそうに無い。・・・ヤっていい?」
「・・・千、石さ・・・」
何時もとは違う表情に、少したじろぐ。
殴り飛ばそうかとも思いはしたが、たじろいだ為に出来なくなった。
そして、その一瞬たじろいだ時に、壁に映る影が重なった。
伊武がぎゅっと目を瞑る。
「んぅ・・・」
苦しそうな息が漏れた。
「ふぁ・・・・」
千石が少し離し、伊武が息を吸おうと口をほんの少し開いたところに、舌を潜り込ませる。
その感触に伊武は驚き、相手の舌を思い切り噛んでしまった。
「いひゃっ!!!(いたっ!!!)」
「はぁ、はぁ・・・」
深司は乱れた息を整えるのに必死だ。
それと、自分の顔が赤くなっているのを意識しないように。
「ひたはむふぉとあいれひょー?(舌噛むこと無いでしょー?)」
「ばかっ!!」
顔を真っ赤にしている伊武は大声を出した。
「でもー、好きって言ってくれない伊武クンも悪いんだよー?」
「どこがですか。」
もう舌のことは忘れたらしい。
千石のロレツは治っている。
「ね。一回くらい言ってよ。」
「・・・・・・・・・・」
呆れ顔で上にある千石の顔を見上げる。
そして、千石が一言。
「・・・ちゅーしていい?」
そして伊武の裏拳が飛ぶ。
「でもね、千石さん。」
「へ?」
殴られた左頬を摩りながら、千石がマヌケ声を出す。
「千石さんだって俺の気持ち、知ってるんでしょ?」
「・・・うん、まね。」
一応彼氏ですから。と千石は付け足した。
「でもさ、知ってても不安になる時ってあるでショ。だから、千石さんは言って欲しいのー。」
ぷくーと膨れてそう言った。
その姿はまるで本当に子供のよう。
伊武はほんの少し、クスリと笑った。
千石はそれに気付いていなかった。
「だからですね」
「ん?」
「たまには言おうかと思ったんです。」
「へ・・・・・」
伊武は千石の耳に近寄り、
「好きです、千石さん。」
言った。
千石は驚きよりも嬉しさが勝ち、伊武の体を包み込むように抱きしめた。
「うん。俺も。」
俺は 貴方がいて
自分が居ると思っています。
貴方が居るからこそ
俺が居るんだって思います。
貴方はそう思っていますか。
貴方に会わせてくれた人達に
心の底から ありがとうございます。
そして
貴方が居てくれて
良かったと思うから
貴方に対して
ありがとうございます 本当に。
久千伊武。深司が・・・キヨが・・・。Σキャラ違っ!
そんなに微エロでもなかった。